書籍『複数の問題を一気に解決するインクルージョン思考 』
読了後のメモ
第1段階
高次の目的を決めて旅立つ
- 制約:できないことを確認する
- 目的:何のために考えるのか?
利他的、平和、平等、愛、自由、
社会に良い影響をあたえる、誰かを助ける、誰かを笑顔にする、誰かと誰かを結びつける、誰かに自身や安心感を与える、 - 期限:締め切りはアイデアの母
独創的なアイデアは強制的に書くことから学ぶ。エビデンス①
音楽評論家アーネスト・ニューマン
「偉大な作曲家たちは、意欲が湧いたから作曲に取り組んだわけではない。取り組んだので意欲が湧いたのだ。」エビデンス②
学者も論文を無理しないと書けない。できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか (KS科学一般書)
- 作者: ポール.J・シルヴィア,高橋さきの
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/04/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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第2段階
目的に従って材料を集める
- 目的に従って材料を集める
常に「目的」を頭の中心に据えておくこと=意識することで、ふだん、目にしていながら気づかなかったものも、意識していればスルーしなくなる。 - 3C、SWOT
※フレームワーク作成自体が目的になって作成しただけで満足してしまう傾向があるので要注意!あくまで、情報集めの目安とする。 - ネットは「相場観」を養うのに役立つ
エンドユーザーの生の声や本音もあふれている - フィールドワーク(嗅覚、触覚、味覚は潜在意識を刺激して、インクルーシブなアイデアの種になることが多い)
- 情報を整理してはいけない
自分の判断で材料に色を付けない - 自らの判断はいったん「保留」して掘り下げる
自らの判断や先入観を除く方法:「このひと(ユーザー、ターゲット)なら、この情報をどう受け取るだろう」と考えること。 - ターゲットになりきる
具体的なターゲットを想定する
ターゲットの気持ち=最重要の価値
「たったひとりのためのアイデアが世界に広がる」
第3段階
異なる分野の材料をつなげる
- あまり関係性がないと思われていたことに意外な共通点を見出す才能
- 「抽象化」とは「その特徴や特性を様々な角度からざっくりと一般化してみる」
- 具体例 → ザックリ一般化 → 具体化
具体例:英会話
ザックリ一般化:やりたいけど続かなそうなもの
具体化:ダイエット
具体例:オナモミ
ザックリ一般化:くっついてはがせる
具体化:マジックテープ
第4段階
手放して「ひらめき」とともに帰ってくる
- 煮詰まるという言葉は結論が出る直前である意
夜明け前が最も暗い
暫くは慣れているうちに、考えは自然にまとまる
考えるのをやめ、あたためのひとときを持つと、回路に穴が開いて新しい道が見える
詩のテーマを見つけたら、意識的に考えないようにして、”それが来る”のを待つ
アイデアをあたためるための”無意識の思考”に落とし込み、ひらめきを待つ
ぼんやりと考え込むというのは、想像力の基本である
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デフォルト・モード・ネットワーク
その他
- メモには日付を入れる
- ぼーっとする時間を意識的に作る
- 誰かを笑顔にする
- 自らを世界の一部だと考える