イクメン社長 @渋谷区 ブログ

渋谷区で子育てと仕事を頑張るイクメン社長の奮闘記

書籍『7日間で突然頭がよくなる本』1日目

7日間で突然頭がよくなる本

7日間で突然頭がよくなる本

 

頭がよくなる=モノゴトの本質をつかむ方法をマスターする!という本

1日目:社会を知る

本質をつかむにはモノゴトの姿の相対化が必要

モノゴトの本質は1つだが、その1つの本質をつかむには、いったんモノゴトの姿を相対化する必要がある。ここでいう相対化とは、そこに複数の姿を読み取るということ。

例えば、リンゴの顔は1つではない。江戸川乱歩の小説の登場人物 怪人二十面相 ではないが、果物としてのリンゴ、絵としてのリンゴ、象徴としてのリンゴなどさまざまな顔をもっている。まず、それを知る必要がある。

たった1つの顔しか知らなければ、相手に騙される。
この点では、怪人二十面相と同じであり、モノゴトの本質を見抜く行為は名探偵・明智小五郎の推理と変わらない。

相対化には最低限の教養が必要

そして、最低限の教養がないと自由な思考(相対化)を手に入れることはできない
教養(リベラル・アーツ:自由七科)とはこれらのこと。

  • 自然学(科学)
  • 歴史
  • 文学
  • 時事(新聞・ニュース)

以下は教養の実例。

リンゴの例

幸福の例

教養は読書するだけでも深めることができる!

教養(有機的な知識)による姿の相対化からモノゴトの本質の思考がはじまる

知識を詰め込もうとタイトルと作者を結びつけるためだけにエネルギーを使うのは、何の意味もない。なぜかというと、その知識をもとにモノゴトの本質を思考しなければならいからだ。他の要素と有機的に関連させることのできる知識があってはじめてモノゴトの本質を思考できる

例えば、1冊の文学作品をきちんと読んでいれば、その作品の中のさまざまな要素が有機的につながり広がっていく。そして、それはその作品を越えて、私たちの現実社会にもつながってくる。

  • 主人公の気持ちと自分の気持ちを重ねてみる
  • 作品の時代背景と自分の生きている時代を比べる

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まとめ

このように、教養(有機的な知識)があれば、概念が立体的に膨らむ。
この教養をどう使うかは2日目へ。

 

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