書籍『7日間で突然頭がよくなる本』4日目
頭がよくなる=モノゴトの本質をつかむ方法をマスターする!という本
4日目|100通りのものの見方で頭をほぐす
3日目は以下のように終わった。
4日目はモノゴトをいろいろな角度から見れるようにする。
3日目は、基本の10個の論理パターンの理解を深めた。
書籍『7日間で突然頭がよくなる本』3日目 - イクメン 社長 S @渋谷区 ブログ
4日目は、100通りのものの見方で頭をほぐす。
複数の側面からモノゴトを眺めることが大前提
本質をつかむためには、複数の側面から対象を眺めることが大前提。
モノゴトはいろいろなものの見方ができる。
例|リンゴ
- 目の前にリンゴがあり、今からそのリンゴの本質を考える。
まず、あなたは何をする?
見つめる?
リンゴ、リンゴとつぶやいてみる?
でも、いくらリンゴを見つめていても、それだけでは本質は浮かび上がってこない。
本質をつかむためには、まずリンゴをいろいろな角度から見る必要がある。
モノゴトをいろいろな角度から見れるようになる、これが4日目のゴール。
頭をほぐす
いろいろな角度から見ようといわれると、立ち上がって見てみるとか、近づいて見てみることを想像した人もいるだろう。それも一つの方法。
他にも、単に自分が動くというレベルの話ではなく、頭の中でそのリンゴを割ってみて中身を見てみるとか、違う色にしてみるとかもある。
そう、頭の中でリンゴをさまざまな状態に置いてみるということ。
割ったり、色を変えたりするには、リンゴがいくつも必要となるが、頭の中なら簡単。
また、サイズを100分の1にしてみるなどというのは、想像でしか成しえない。
さらに一歩進んで頭をほぐすためには、常識を疑う。
常識を疑う訓練
例えば、リンゴを果物だと決めつけず肉だととらえるとか、宇宙人のウンチだととらえるとか。それくらいやらないと頭はほぐせない。
自分の頭をほぐすと、対象が相対化される
このように、さまざまな角度からモノゴトをみる=頭をほぐすと、実は対象のほうもほぐされてくる。いわば、対象が相対化される。
リンゴがただのリンゴではなく、何にでも変身する万能の存在に思えてくる。
ものの見方を変える
どこの着目するかによって、同じ絵でも見え方は異なる。
とにかく、いろいろなやり方で1つのモノゴトをとらえようとして見ること。
例えば、、、
- 裏側から見る
- 宇宙から見る
- 虫眼鏡で見る
- 分解してみる
- 100年後に見る
- 赤ちゃんの視点で見る
- 神の視点で見る
- 歴史の中で見る|聖書に出てくる知恵の実
- 総理大臣の視点で見る
- 色を変えてみる
- 大きさを変えてみる
- 2次元にしてみる
- 1度捨ててみる
- くしゃくしゃにしてみる
- 素材を変えてみる
- 他の人の気持ちになってみる
歴史上の哲学者もこうしたものの見方をしてきた。
ドイツの哲学者カントが、物の本質をとらえるために「カテゴリー」と呼ばれる分類表を作ったのはそのため。
「幸福とは何か?」 をほぐす
- 私にとって幸福とは何か?ではなく、他人にとって、人間一般にとって、さらに他の生き物にとってどうかを考えてみる。
幸福は私にとってお金や時間がたくさんあることというイメージだったのが、ある国の人にとっては終戦であったり、絶滅危惧種の動物にとっては自然が保護されることであったりと、内容が変わってくる可能性がある。 - 色としてみると何色か?
- 英語にしてみるとどうか?
hapiness hapとは「たまたま起きる」の意。幸福もたまたま起きるということ? - 100年前にさかのぼって考えたらどうか?
100年前にも先にも共通する幸福があれば本質の可能性がある - 100年先にの未来にへ行って考えたらどうか?
常識を疑う
自分が日ごろ思っていること、知っていることの正反対の立場に立つ。
対象の位置づけが180度変化する。
これによって、価値の転換が起こる。
- 有るものを無いとする
- 反対のことを言う
- 食べられないものを食べられるとする
- 変化しないものを変化するという
- 正しいことを間違いとする
- 役立つものを役立たないとする
- 公共のものを自分のものとする
- 状態を行為にする
- いいものを嫌なものとする
- うらやましいものをうらやましくないものとする
まとめ
4日目は、100通りのものの見方で頭をほぐした。
5日目は、対象の言葉の意味を膨らませていく。
- 裏側から見る
- 宇宙から見る
- 虫眼鏡で見る
- 分解してみる
- 100年後に見る
- 赤ちゃんの視点で見る
- 神の視点で見る
- 歴史の中で見る|聖書に出てくる知恵の実
- 総理大臣の視点で見る
- 色を変えてみる
- 大きさを変えてみる
- 2次元にしてみる
- 1度捨ててみる
- くしゃくしゃにしてみる
- 素材を変えてみる
- 他の人の気持ちになってみる
- 有るもののを無いとする
- 反対のことを言う
- 食べられないものを食べられるとする
- 変化しないものを変化するという
- 正しいことを間違いとする
- 役立つものを役立たないとする
- 公共のものを自分のものとする
- 状態を行為にする
- いいものを嫌なものとする
- うらやましいものをうらやましくないものとする